手足口病

[2010/03/23]

手、足、口に発疹がでるため手足口病と呼ばれています。
春から秋に流行することが多く、特に夏に多いため、夏かぜの一つといえます。原因はウィルス感染です。感染から5日前後で症状が出現します。糞便や唾液が感染源となります。

症状は手のひら、足の裏に平らな楕円形の硬い水泡が出現します。
水泡は数日で茶色くなって吸収され、かさぶたになることはあまりありません。
口の中には直径2〜3ミリの粘膜疹が多数出現します。
痛みが強くて食べたり飲んだりできなくなり、脱水の原因となることもあります。
熱は3分の1の人に見られますが、38℃台程度で1〜3日でおさまります。