小児ストロフルス

虫刺され(小児ストロフルス)

ノミ,イエダニ、蚊などに刺された後、10分前後に膨疹と紅斑が現れ,中心刺咬部には小出血点を生じ、通常は短期間に治癒します。しかしながら、発赤や腫脹などの反応が遅れて生じることがあります。小児ストロフルスとは虫に刺されたあとが強いかゆみを伴って腫れる状態を言います。これは子供に特有の反応で、6歳ごろまで見られます。治療は抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、抗生剤の軟膏をぬります。かゆみが強い場合は、抗アレルギー薬の内服を行います。とびひになってしまった場合は、抗生剤も併用します。状況によっては消毒処置も必要です。